KC-46A、工場のスプリンクラー誤作動でダメージ

KC-46A、工場のスプリンクラー誤作動でダメージ

ボーイングが開発中のKC-46Aペガサス空中給油機のコストが上昇しています。Reutersが2014年7月14日に伝えています。

アメリカのフランク・ケンドール国防次官によると、ボーイングのエバレット工場でスプリンクラーの誤作動により試作機がダメージを受けたことを含め、コストが上昇していることを認めています。しかし、KC-46Aは固定価格で契約されているため、上昇分はボーイングが吸収しなければならないとしています。

ボーイングは飛行試験のコストが安く済むと期待しており、どの程度コストが上昇するかは政府と違った見方をしているようです。

KC-46Aはボーイング767ベースの空中給油機で、アメリカ空軍が2027年までに179機を配備する予定です。機種選定ではエアバスA330 MRTTと激しい受注合戦を演じました。

この記事に関連するニュース
メニューを開く