フランクフルト国際空港は2014年7月25日、初めてA350 XWBの着陸を迎え入れると発表しました。エアバスがA350-900の型式証明取得に向けた最終段階として実施しているルートプルービングテストで飛来するものです。
A350試験飛行機の5号機、機体記号(レジ)「F-WWYB」はカナダのイカルイトから、フランクフルトに到着19時ごろに到着します。また、7月26日の14時ごろにトゥールーズに向けて出発する予定です。
フランクフルト国際空港では、次世代機を同空港での受け入れに向け、航空機メーカーや航空会社とこれまでも緊密に対応してきたとし、これまでターミナル1では747ジャンボを、A380では2005年に地上での試験を行ってきました。
また、A350は機体の大きさより、効率性が高まり、特に空港周辺では騒音が低減し、環境に配慮した航空機になることから、同空港ではこの新機材を歓迎しています。フランクフルトをハブ空港にするルフトハンザドイツ航空は25機のA350 WXBを購入する計画です。
なお、A350はターミナル2のテラスから見ることができるとしています。