ハワイアン航空、震災でオアフ島に漂流した岩手県の看板返却に無償協力

ハワイアン航空、震災でオアフ島に漂流した岩手県の看板返却に無償協力

ハワイアン航空は2014年7月25日、東日本大震災の津波によりハワイ州オアフ島に漂着した岩手県にある村営住宅の看板をハワイ州政府が同村に返却するにあたり、無償での輸送協力を行ったと発表しました。

今回返却されることになった看板は、岩手県下閉伊郡田野畑村の「しまのこし村営住宅」に掲げられていたもので、震災の津波により約6,000km離れたハワイ州オアフ島に漂着したものです。

看板の輸送は、現地時間7月24日(木)午後にホノルル国際空港を離陸するハワイアン航空HA441便で行われ、翌日25日(金)16時25分に仙台空港に到着しました。7月30日(水)には田野畑村に返却される予定です。

この看板の返却に際し、ハワイアン航空の宍戸隆哉日本支社長は、「日本とハワイとの懸け橋となる今回の行動に協力できることを大変光栄に思います。この看板の返却が、復興を進められている田野畑村の皆様に明るい話題のひとつとなることを願っています」と述べています。

期日: 2014/07/24 〜 2014/07/25
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