ボーイング、ワシントン州の山火事 被災者に10万ドルを寄付

ボーイング、ワシントン州の山火事 被災者に10万ドルを寄付

ボーイングは2014年7月25日、アメリカ・ワシントン州で発生している大規模な山火事の被災者に対して、10万ドル、約1,020万円を寄付すると発表しました。

この支援金はアメリカ赤十字を通じ、住居を失った人や、また別の場所へ避難する人への援助に使われます。

ボーイング民間機部門のレイ・コナー社長は「私たちは、この山火事で被害に遭われたワシントン中部の皆様と共にあります」と述べています。

また、アメリカ赤十字の西部ワシントン地域の責任者を務めるドーン・アンジェロ氏は「我々、赤十字はこの度の山火事で被害に遭われた方々を支援すると共に、ボーイングの支援に多大な感謝を申し上げます。頂いた寄付は、自宅からの退去を余儀なくされた人々への、健康やメンタル面への支援を提供することに使わせていただきます」と語っています。

現地紙「ザ・シアトル・タイムズ」などによれば、この山火事は7月8日ごろに発生し、懸命の消火活動にもかかわらず、現在も鎮火していません。火災の原因は不明ですが、同地ではここ最近、高温と乾燥が続いていました。焼失面積はこれまでに1,000平方キロメートルを超え、消失した建物も300棟を超えるとのことです。

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