ANA、787-9の国際線仕様は215席 ビジネス48席、プレエコ21席

ANA、787-9の国際線仕様は215席 ビジネス48席、プレエコ21席

全日空(ANA)は、2014年度内にすでに受領した国内線仕様の初号機を含め787-9を3機受領する計画です。初号機は「JA830A」、2機目は「JA833A」で登録される見込みの機体で、この機体もすでに初飛行が終了しています。3機目で、国際線初号機となる見込みの「JA836A」は、まだ製造ははじまっていません。

このうち国際線仕様の787-9はビジネス48席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー146席の215席に決定しました。787-8の国際線長距離仕様の169席と比べ、46席多い215席とします。

ボーイングの生産ラインでは787-9の初号機の国際線仕様は、6機が国際線仕様で続けて導入される予定です。ANAはこの長胴型の787-9を、欧米などの長距離路線を中心に、既存の大型機で事業性の確保が困難な路線への投入、787-8で開拓した市場の成熟度合いにあわせて大型化するなど、低コストを維持しつつ、伸びつつある旅客、貨物需要を取り込んでいくとしています。

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