JALグループ、旅客サービスシステムにアマデウスの「Altea」採用

JALグループ、旅客サービスシステムにアマデウスの「Altea」採用

日本航空(JAL)などJALグループは2014年7月31日、旅客サービスシステムの刷新で、旅行関連の予約システムなどを開発するアマデウスの「Alteaシステム」を利用することに合意したと発表しました。JALグループは国内線、国際線の旅客サービスシステムをそれぞれ自社で保有していますが、3年程度を目途に「アルテア」にアウトソーシングします。

「アルテア」は航空会社向けの予約、発券、搭乗などトータルソリューションで、各社ごとにカスタマイズできるシステムです。JALはアルテアの導入で、国内線、国際線の予約情報を一元化、さらにワンワールド加盟各社とのシステム連携の強化が可能になります。

また、「アルテア」では、各国の運賃制度の変更にあわせ、JALが個別に対応していたものが、基本サービスとして提供され、迅速な対応が可能になります。また、固定費化しているシステム費用を、搭乗旅客数に連動した変動費となり、システム維持管理費用が低減します。

なお、JALは導入する「アルテア」は航空会社向けシステムで、アマデウスの旅行会社向けの予約システムではないとしています。このため、JALが日本地区で国際線販売で旅行会社が利用するアクセス国際ネットワークについての変更はないとしています。

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