デトロイト空港、6月下旬から自動入国審査システムを導入

デトロイト空港、6月下旬から自動入国審査システムを導入

デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港空港では2014年6月下旬、マクナマラ・ターミナルの国際線到着エリアに自動入国審査(APC)システム30台を導入しました。

デトロイト空港では過去5年間で国際線搭乗者が23%増加しており、安全危機管理の業務効率化をめざし、さらなる今後の旅客数増加を見越し、システムを導入しました。このシステムは利用開始から、デトロイトに到着した国際線搭乗者の入国審査の処理時間を劇的に減少させており、システム利用を開始時の初便で、税関入国審査は従来の待ち時間の約40%の短縮につながりました。

利用対象となる搭乗者は、このAPCシステでパスポートを読み取り、顔写真を撮影し、個人情報、フライト情報を入力すると発行されるレシートとパスポートを税関審査官に提出するだけで、通関手続きが完了します。これにより搭乗者は紙の税関申告書を記入する必要がなくなり、税関審査官は個人認証などの入国許可業務に専念することができ、処理時間が短縮されます。

30台のAPCシステムは約200億ドルの費用でマクナマラ・ターミナルに導入されており、今年後半にも北ターミナルへの追加のAPCシステムの導入が計画されています。

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