日本貨物航空、アンカレッジへ降下中に異常接近 米当局が調査へ

日本貨物航空、アンカレッジへ降下中に異常接近 米当局が調査へ

国土交通省は2014年8月1日、日本貨物航空が7月30日にNCA134便として運航していた機長から、アンカレッジ国際空港に向けて降下中、異常接近が発生したとの報告が提出されたと発表しました。重大インシデントとして、運輸安全委員会にも報告が行われており、原因調査は発生国のアメリカの運輸安全委員会が実施します。

この件は、747-8Fが降下中の高度約1,950メートルで、ナビゲーションディスプレイ上に接近する航空機を確認したため、衝突を回避するために右旋回したものです。この際に、空港の管制官からも急いで右旋回するよう指示がありました。 最接近時の水平距離は約3,000メートルで、最接近時の高度差はおよそ60メートルでした。

NCA134便はこの相手機の通過後、通常飛行に戻り、アンカレッジ国際空港に着陸し、乗員2名、乗客1名にけがなどはありませんでした。

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