アシアナ墜落のHL7604は火災発生-2010年のUPS墜落も新機材

アシアナ墜落のHL7604は火災発生-2010年のUPS墜落も新機材

2011年7月28日、アシアナ航空のB747-400F型、機体番号(レジ)は「HL7604」が済州島沖で墜落したことに関連し、各種報道では火災が発生していた事を伝えている。この貨物機には、半導体、リチウムバッテリーなどを積んでいたという。

過去には2010年9月3日、UPS航空の機体番号(レジ)「N571UP」がドバイ国際空港近くで墜落。この機体は2007年9月27日にデリバリーされた丸3年の機材で、今回のアシアナ航空と同様に新しい機体だった。

このUPS航空の墜落に関して、日本国内の航空各社のパイロットで構成する日本乗員組合連絡会議がリチウムイオンバッテリーの航空輸送についての危険性を指摘する書面を2011年7月11日付けで9つの問題点を挙げて発信していたばかり。今回のアシアナ航空の事故原因と関係するか現時点では不明だが、「多くのリチウムイオンバッテリー」の搭載や、「小売のリチウムイオンバッテリーを含む製品は危険物規則から一部除外」といった項目は注目に値する内容だ。

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