小野寺防衛相、佐賀空港のティルト・ローター機配備の説明で佐賀県訪問

小野寺防衛相、佐賀空港のティルト・ローター機配備の説明で佐賀県訪問

小野寺防衛相は2014年8月25日、佐賀県古川知事を訪ね、2015年度の概算要求で佐賀空港でオスプレイをはじめとするティルト・ローター機配備に向けた用地取得、調査、地盤改良の工事について概算要求へ計上するため、説明を行いました。国際化を進めている民間空港の機能を損なわず、自衛隊のティルト・ローター機の配備、目達原駐屯地のヘリコプター部隊の配備、アメリカ軍のオスプレイについて本土での訓練移転を要請したものです。

古川知事は民間空港として発展し続けることが前提として話を伺うとしており、武田副大臣の訪問時には「民間空港の機能に配慮し」から、防衛相が「機能を損なわず」に変化したことを評価しつつも、明確な賛否は示しませんでした。

小野寺防衛相は佐賀に水陸機動団の整備を行う際に、機動的に動くことができる民間、自衛隊の基地があるものの佐賀空港を選んだことについて、周辺に民家が他に比べ少なく、海に面していること、目達原移転による周辺の騒音軽減につながると説明しました。これを受け、古川知事は地元の方が防衛省から直接、地元に説明してほしいと要望を伝えました。

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