ABXエアは2014年8月27日、DHL向けに運航する767-200貨物機の契約を終了すると発表しました。ABXエアの親会社、エア・トランスポート・サービス・グループ(ATSG)が発表しています。
ABXエアは、DHLが保有する767-200Fを使用し、運航乗務員、整備、機材保険コストを請け負うウェットリースのCMI契約で運航していました。DHLが2014年はじめから運航会社の契約について入札していたもので、すでにアトラス航空が契約を締結することが発表されています。
予定では、ABXエアは運航している2機を2014年12月下旬、残る2機を2015年1月にそれぞれ返却します。ATSGはこの運航の変更による収益への影響は1%未満に留まるとしています。また、ATSGの傘下各社でDHL向けに767で17機、757で4機、計21機をDHL向けに運航します。