全日空(ANA)が発表した2011年8月12日から8月21日までのお盆期間の予約人数は国内線が前年比107.9%の128万8991人、国際線は114.3%の19万1470人だ。予約数は8月4日現在。ANAでは国内線、国際線ともに東日本大震災の影響は残るものの、回復基調にあるという。また、国内線では需要が分散化、国際線では訪日需要がやや低調の傾向。
国内線のピークは下りが8月12日の金曜日と8月13日の土曜日、上りは8月16日の火曜日と8月17日の水曜日。国際線は日本発が8月12日の金曜日と8月13日の土曜日、日本着は8月15日の月曜日と8月16日の火曜日。
方面別の国内線では北海道方面が前年の117.0%の32万3900人超、沖縄方面が106.6%の24万7400人超。国際線はホノルル行きのリゾート路線が前年比163.1%の9865人、シンガポールやバンコクなど東南アジアを含むアジア方面が146.2%の7万83人、北米が123.6%の2万2036人。
なお、ピークの方面以外には国内線では50%から60%、国際線は80%台と直前の予約でも予約が取れそうな状況だ。
提供座席数 | 前年比 | 予約人数 | 前年比 | 予約率 | |
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国内線 | 197万3187席 | 103.9% | 128万8991人 | 107.9% | 65.3% |
国際線 | 22万965席 | 116.8% | 19万1470人 | 114.4% | 86.7% |