中国国際貨運航空は2014年9月3日から、上海・浦東発着で北米、ヨーロッパを結ぶ世界一周路線を2経路、開設しました。いずれも上海発、アンカレジを経由し、水、金の週2便がニューヨーク、月曜日の週1便がシカゴを結びます。帰路は以遠権を活用し、フランクフルト・ハーンを経由し、上海へ帰着します。機材は777-200貨物機を使用しています。
中国国際貨運では、アメリカ、ヨーロッパとそれぞれの市場と中国を結ぶ航空貨物の取扱量が増加しており、この市場は引き続き成長するとしています。また、アメリカとヨーロッパのこれまでの需要を分析し、シカゴ、ニューヨークとフランクフルト間を以遠権により運航し、中国へ戻ることでより多くの航空貨物輸送を活性化できるとしています。