ロールス・ロイス、V-22向けAE1107Cエンジンで高高度・高温の性能向上

ロールス・ロイス、V-22向けAE1107Cエンジンで高高度・高温の性能向上

ロールス・ロイスは2014年9月17日、ベル・ボーイングV-22オスプレイに搭載するAE 1107Cエンジンのアップグレードをめざした飛行試験で、高度6,000フィート、華氏95度(摂氏35度)環境の「高高度・高温(hot and high)」機能の検証を進めていると発表しました。

この試験を通じ、AE1107Cエンジンの機能を高め、エンジンパワーは17%向上する計画です。すでに飛行試験は、アメリカ西部で2014年夏にベル・ボーイングV-22試験機を使用して実施されました。

このエンジン・アップグレードはロールス・ロイスが同社の研究開発費でエンジンの機能向上に取り組んでいるものです。同社は2009年からこれまで、AE1107Cエンジンの性能と信頼性の向上をめざし、9,000万ドル投資しており、飛行時間あたりのメンテナンスコストを34%削減を達成しています。

メニューを開く