エア・ベルリン、787の15機含む発注済みボーイング33機をキャンセル

エア・ベルリン、787の15機含む発注済みボーイング33機をキャンセル

エア・ベルリンは2014年9月26日、発注済みのボーイング機材、計33機のキャンセルを発表しました。内訳は737が18機、787が15機で、総額で50億ドル相当です。33機のキャンセルによるエア・ベルリンからボーイングへの補償金は求められません。

エア・ベルリンはこの決定により、2016年までに単通路機の統一を進めるとしており、52機を保有するA320ファミリー、このうちA319が9機、A320が30機、A321が13機にシフトするとみられます。ただし、保有する737-700、737-800の45機は引き続きヨーロッパ域内の短距離、中距離路線で運航を行うとしています。

また、キャンセルによる機材数よりも少ない機材をリースなどで導入する可能性があるとしていますが、予想していた計画より少ない機材の見込みになったとしています。これにより、将来の資金支出を減らすことができるとしています。

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