沖縄県のアメリカ空軍嘉手納基地は、2014年9月29日でF-15が1979年に配備されてから35周年を迎えました。
ほとんどの人は自家用車を10年以上使用しませんが、空軍ではF-15を徹底的に保守・整備して常に安全な飛行を維持しています。嘉手納のF-15飛行隊は、空軍でベストな飛行隊を表彰するレイセオン・トロフィー(旧称ヒューズ・トロフィー)を、9回も受章しています。
F-15はこれまで104機を撃墜していながら1機の被撃墜もなく、湾岸戦争でのイラク軍機37機撃墜のうち34機をF-15が撃墜するなど、アメリカ軍の航空優勢を維持することに役立っています。朝鮮戦争以降、アメリカの地上兵が、航空攻撃を受けたことはありません。
当時、嘉手納基地には工場で製造されたばかりのF-15C/Dが到着し、第18戦術戦闘航空団(18TFW)の第67と44、12の3個戦闘飛行隊に配備されました。第67戦闘飛行隊のランス・コールドレン中尉は「私が生まれる前に設計・製造された戦闘機で飛ぶのは本当にクールだ」と話しています。