三菱重工と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2014年10月7日14時16分、種子島宇宙センターから静止気象衛星「ひまわり8号」を搭載したH-IIAロケット25号機を予定どおり打ち上げました。
H-IIAロケットの打ち上げは成功し、打上げから約27分57秒後に「ひまわり8号」を正常に分離しました。H-IIAロケットはこれまで失敗が6号機のみで、成功率は96%と高い信頼性を獲得しています。
「ひまわり8号」は、可視赤外放射計を搭載した新世代の静止気象衛星で、アメリカやヨーロッパ諸国に先がけて運用を開始します。
次回のH-IIAロケットの打ち上げは、11月30日13時24分に予定されています。小惑星探査衛星「はやぶさ2」などが搭載されます。