747初号機「シティ・オブ・エバレット」 お色直しされて披露

747初号機「シティ・オブ・エバレット」 お色直しされて披露

アメリカ・シアトルのボーイングフィールドに展示されている747シリーズの初号機、「シティ・オブ・エバレット」号が2014年10月18日、塗装などが施され、再びお披露目されました。当日は1969年の初飛行時にテストパイロットとして副操縦席に着いたBrien Wygleさん、747の「父」と呼ばれるJoe Sutterさんが新装披露に同席しました。

ボーイングフィールドに隣接するボーイングの博物館「ミュージアム・オブ・フライト」には、747の初号機「N7470」の747-121を中心に、エアフォースワンとして使用された「58-6970」のVC-137B、空の貴婦人「CF-TGE」のL-1049G スーパーコンステレーション、コンコルド「G-BOAG」、737の初号機でNASAの実験機となった「N515N」の737-130、ボーイングで製造したジェット機で唯一3発ジェット機の「N874AA」の727-223が展示されています。

ただし、屋根がなく野ざらし状態で保管、展示されていることから、その機体の状態が悪くなっていました。今回、新たな塗装が施され、内部も一部リニューアルされたことから、すでにミュージアム・オブ・フライトを訪れたことのある人も、新しい塗装で綺麗になった747初号機を楽しめそうです。

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