デルタ航空、2017年まで747-400を完全退役 2014、2015年は4機ずつ

デルタ航空、2017年まで747-400を完全退役 2014、2015年は4機ずつ

デルタ航空は2014年第3四半期の業績発表にあわせ、同社が保有する747-400を2017年に退役すると改めて発表しました。デルタ航空のリチャード・アンダーソンCEOが説明したものです。

現在の状況では、大西洋路線では供給量が多く、747などは太平洋路線に機材を移す方針です。デルタ航空はこの大西洋路線でジョイント・ベンチャーとの事業を含め、供給量の調整がうまく進んでいるとしており、黒字化を維持しています。

この調整を受け、供給量を太平洋路線に移す方針で、747の退役も加速させます。保有する16機の747-400のうち、2014年9月までに3機が退役しており、2014年10月20日現在でライン投入する747は13機となっています。

今後は、2014年第4四半期に1機が退役し、2015年は計4機が退役する計画で、2015年末には1桁台の8機が残ることとなります。アンダーソンCEOは、747の退役で運航コストの改善にも効果があるとしています。

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