アエロフロートの新LCC、社名は勝利を意味するポベーダ 11月17日就航

アエロフロートの新LCC、社名は勝利を意味するポベーダ 11月17日就航

アエロフロート・ロシア航空は、グループ傘下の格安航空会社(LCC)ドブロリョートに変わる新たなLCCについて、「Pobeda (ポベーダ)」と発表しました。ポベーダは英語で「Victory」を意味する単語で、アエロフロート・グループのマルチ戦略の再出発と成功を意味しています。ポベーダは737-800を使用し、新たなロゴ、社名を冠して運航します。

Pobeda ポベーダ 737-800

先日公開した「www.budgetairline.ru」のウェブサイトは、新たにポベーダのサイトとして展開されています。

運航は11月17日から、モスクワ・ブヌコボ/ヴォルゴグラード線で開始します。この航空券は11月1日から販売を開始します。あわせて、モスクワ発着でサマラ、エカテリンブルグ、ペルミ、カザン、チュメニ、スルグト、ヴォルゴグラードに就航し、機材の増加にあわせ、就航路線もロシア各地に拡大する計画です。

なお、アエロフロートの発表と、ポペーダのウェブサイトでの就航路線は異なり、ブヌコボ発着でヴォルゴグラード、サマラ、エカテリンブルグ、ペルミ、カザン、ベルゴロド、チュメニ、スルグト線の就航を計画、1日11往復便の運航スケジュールが掲載されています。

このポベーダはロシア国内での旅行需要を拡大する狙いで、国内線を運航するLCCとなります。計画では2018年までに737-800を40機導入し、45路線、1000万人を輸送するとしています。

■ポベーダウェブサイトに掲載する就航路線と便数
ブヌコボ/ヴォルゴグラード線 1日2往復
ブヌコボ/サマラ線 1日2往復
ブヌコボ/エカテリンブルグ線 1日2往復
ブヌコボ/ペルミ線 1日1往復
ブヌコボ/カザン線 1日1往復
ブヌコボ/ベルゴロド線 1日1往復
ブヌコボ/チュメニ線 1日1往復
ブヌコボ/スルグト線 1日1往復

期日: 2014/11/17から
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