デルタ航空の関空発グアム行き294便、硫黄島に緊急着陸

デルタ航空の関空発グアム行き294便、硫黄島に緊急着陸

関西発グアム行のデルタ航空294便のボーイング757-200が、2014年11月9日、エンジントラブルのため硫黄島に緊急着陸しました。各メディアが報じています。

DL294便は10時15分ごろ関空を離陸し、12時25分ごろ硫黄島の南南東約450キロを巡航していたところトラブルが発生して、13時前に硫黄島に緊急着陸しました。成田から代替機が硫黄島へ向かい、21時20分ごろ乗客が乗り移ってグアムへ向かいました。

乗客163人は、代替機に乗り移るまでの約6時間にわたり機内に留め置かれました。硫黄島に民間機が緊急着陸するのは11年ぶりの事態です。トラブルを起こした機体はエンジン交換のため、硫黄島に留め置かれています。

硫黄島の飛行場は海上自衛隊が管理する航空基地で、海上自衛隊と航空自衛隊が部隊を置いています。通常は太平洋や小笠原の救難・急患輸送の基地として使われており、アメリカ海軍機や航空自衛隊の戦闘機が訓練に使うこともあります。

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