フィンエアーとフライビー、フライビー・ノルディックの株式売却に合意

フィンエアーとフライビー、フライビー・ノルディックの株式売却に合意

フィンエアーとヨーロッパのリージョナル・エアライン、フライビーは2014年11月12日、共同所有しているフライビー・ノルディックの条件付きの株式売却に合意したと発表しました。

フライビー・ノルディックの所有権を再構築することに合意したもので、フライビーがフライビー・ノルディックの株を新しい株主やフィンエアーに売却するとしています。

フィンエアーとフライビーは、フライビーが60%、フィンエアーが40%を保有し、2011年に設立したフライビー・ノルディック・ジョイント・ベンチャーから連携を始めました。両社はフライビー・ノルディックが所有するフィンエアーの子会社フライビー・フィンランドのコスト削減戦略と再構築についてこれまで議論を交わしてきましたが、採算性についての共通認識に至りませんでした。

これにより、競争当局の許可次第で、2014年末までにフライビーはフライビー・ノルディックから去ることを意図した協定に両社が署名しています。

この共同事業は株主の期待ほど成長しておらず、両社は採算性の問題の解決に至ることができなかったため、協力態勢を継続しないことに合意し、フィンエアーは新しく主要株主を見つけることと、リージョナル路線を経済的に持続可能な形で成長させることができるビジネスモデルを探すことを目指している、とフィンエアーはコメントしています。

フライビー・フィンランドは現在、フィンランド国内線、ヘルシンキ発着のヨーローッパ線をフィンエアーとの契約に基づき運航しています。なお、運航については通常通り継続されます。詳しくは、フィンエアーのウェブサイトを参照ください。

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