アグスタウェストランドは2014年11月28日、AW189の北海デモツアーを完了したと発表しました。ツアーではAW189を購入する可能性のある大手石油・ガス企業、ヘリコプター事業者、ヘリコプター協会など60社・団体が参加しました。
ツアーでは、参加者にモダンなデザイン、新技術、安全機能、パフォーマンス能力をアピールするため、AW189を展示したほか、機内デモンストレーション、サポートやトレーニングサービスも紹介しました。
AW189は最新鋭の機体で、ブリストウやベルエアなどをはじめヨーロッパ、中東、アジアでオフショア輸送サービスを提供しています。ブリストウやベルエアなど石油・ガス事業を展開する企業では、これまでAW139を導入していましたが、設計、安全基準、任務遂行能力、メンテナンス、各種の研修など共通性があり、価格的にもAW189で置き換えることが検討できるとしています。
客室は、標準では16席設定で、最大で19席、また長距離フライト向けには12席の設定も可能です。コクピットには最新の認識技術を採用し、乗組員の作業負荷を軽減、安全性が強化されています。