三菱重工、ワシントン・ダレス空港新交通システムの契約を更新

三菱重工、ワシントン・ダレス空港新交通システムの契約を更新

三菱重工業は2014年12月2日、グループ会社のクリスタルムーバーサービス (Crystal Mover Services:CMS)がこれまで提供してきたワシントン・ダレス国際空港の新交通システムの契約を更新したと発表しました。新たな契約で10年間、延長しました。

ワシントン・ダレス国際空港では、2010年1月から路線長3.5キロメートルに及ぶ新交通システムが全自動無人運転車両で運行されており、CMSは運行(Operation)と保守(Maintenance)を請け負う「O&M」方式によって同路線の運用を任されていました。

今回は、同空港を運営する首都ワシントン空港公団との間でその契約を2014年12月から新たに10年間更新するもので、契約額は約143億円(1億3,600万米ドル)です。

なお、CMSが手掛ける新交通システムはマイアミ国際空港、アトランタ空港で運用されているほか、2014年は新たにオーランド国際空港とタンパ国際空港でも契約獲得を果たしています。

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