三菱重工と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2014年12月3日13時22分、小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH-IIAロケット26号機を予定通り打ち上げ、1時間47分21秒後に「はやぶさ2」を正常に分離したと発表しました。
H-IIAロケットは6号機を除く25機が打ち上げに成功し、大型のH-IIBを含めると2005年以降24機連続して打ち上げに成功しています。
「はやぶさ2」は地球に近い軌道を描いて太陽を1周し、2015年12月に地球の重力を利用して加速するスウィングバイを行って小惑星1999 JU3に向かい、2018年7月に到着して18カ月間探査を行い、2020年に地球へ帰還する予定です。