全日空(ANA)は2014年12月11日、2015年夏スケジュールの国際線計画の一部を決定、発表しました。羽田発着の国際線と国内線の乗継ぎ強化に加え、成田を利用したアジアと北米間の渡航需要の取り込みを目指します。
新たに、2015年6月12日(金)から、成田/ヒューストン線に就航し、1日1往復2便を運航します。機材はファースト8席、ビジネス52席、エコノミー190席の777-300ERを使用します。これにより、日本の航空会社によるヒューストン乗り入れは初めてとなります。
この路線は、ANAの太平洋路線のジョイント・ベンチャーのパートナー、ユナイテッド航空の戦略的拠点空港の1つで、主にアメリカ南部、中南米のゲートウェイです。ANAではヒューストン以遠でオーランド、マイアミ、ニューオーリンズ、ナッシュビル線などアメリカ南部の19都市でコードシェアするほか、中南米ではメキシコシティ、グアダラハラ、モンテレイ、アグアスカリエンテス、カンクン、レオン、ケレタロの7都市でコードシェアする予定です。
これにより、ANAは成田空港の国際ハブ空港機能を充実させ、首都圏空港の羽田、成田とそれぞれの長所を生かした「デュアルハブモデル」をさらに推進していきます。
■スケジュール
NH174 成田 11:15 / ヒューストン 09:30
NH173 ヒューストン 11:20 / 成田 15:20(+1)