南アフリカ航空とエティハド航空、提携強化へ 路線就航やコードシェア

南アフリカ航空とエティハド航空、提携強化へ 路線就航やコードシェア

南アフリカ航空とエティハド航空は、両社の提携関係を強化します。この提携は南アフリカ航空が新たにアブダビ線を就航するほか、マイレージプログラム、コードシェア提携の拡大、さらに将来的に提携分野の拡大も視野に入れています。

このうち、南アフリカ航空は2015年3月29日から、新たにヨハネスブルグ/アブダビ線にA330で就航します。この路線はエティハド航空が就航しており、南アフリカ航空がコードシェアをしています。南アフリカ航空運航の新たな便では、エティハド航空が「EY」便名を付与する予定です。スケジュールは両社の運航時間帯が異なることから、それぞれのスケジュールにあわせて利用が出来るとしています。

コードシェアは現在の24路線から49路線へ、当局の認可を条件に拡大します。エティハド航空はヨハネスブルグ発着で南アフリカ航空が運航するアフリカ大陸内の路線で「EY」便名を付与し、南アフリカ航空はエティハド航空が運航する32路線で「SA」便名を付けます。

マイレージ提携では、エティハド・ゲストとヴォイジャー会員が相互にマイル獲得、特典航空券の交換ができるほか、荷物の優先取扱い、優先搭乗とチェックイン、空港ラウンジの利用なども会員ステータスによって利用できるようになります。

両社は引き続き提携分野を拡大する意向で、共同販売・マーケティング、調達や空港運営の協力なども検討するとしています。これにより、両社はシナジー効果を発揮し、競争力のある価格で、高品質のサービスを提供するとしています。

メニューを開く