アメリカ海軍CVW-9 CAGのベイカー大佐、1,000トラップを達成

アメリカ海軍CVW-9 CAGのベイカー大佐、1,000トラップを達成

ニュース画像 1枚目:CVW-9 CAGのベイカー大佐 1,000トラップを達成
© U.S. Navy / Ignacio D. Perez
CVW-9 CAGのベイカー大佐 1,000トラップを達成

アメリカ海軍第9空母航空団(CVW-9)司令のスチュワート・ベイカー大佐が、2014年12月9日、F/A-18Eスーパーホーネットで空母USSジョンC.ステニス(CVN-74)に着艦し、1,000回目の拘束着艦(トラップ)を達成しました。

ベイカー大佐はウィスコンシン州の出身で、海軍には25年間奉職し総飛行時間は4,000時間以上です。T-34メンターとT-2バックアイで操縦を習い、A-4スカイホーク、F/A-18A/Cホーネット、F/A-18Eスーパーホーネットを飛ばし、イラク戦争やアフガニスタン作戦に参加しました。

ベイカー大佐は、25年間飛行を支えてくれた人たちに感謝を述べ「行動は言葉よ雄弁である」を座右の銘に活動し続けると決意を新たにしています。ベイカー大佐は、間もなくCVW-9を離れる予定です。

アメリカ海軍の空母には艦を指揮する大佐職の艦長と、搭載される航空団を指揮する大佐職の航空団司令がいます。空母の艦長も飛行士の出身者で、補給艦などで航海術や操船を学んでから艦長になるのに対し、航空団司令は飛行士一筋でその頂点に立つ人物です。空母航空団が以前空母航空群(CAG : Carrier Air Group)だった名残で、CAG(キャグ)と呼ばれます。

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