アブロ・バルカン「XH558」、RIAT 2015で飛行展示が決まる

アブロ・バルカン「XH558」、RIAT 2015で飛行展示が決まる

ニュース画像 1枚目:怪鳥アブロ・バルカン「XH558」
© Royal Air Force Charitable Trust Enterprises
怪鳥アブロ・バルカン「XH558」

イギリス空軍(RAF)のフェアフォード基地で、2015年7月17日(金)から7月19日(日)まで開催される世界最大の軍用機の祭典「ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー(Royal International Air Tattoo:RIAT)2015」に、2015年最初に確定した展示飛行機はアブロ・バルカン「XH558 The Spirit of Great Britain」となりました。

民間のボランティア組織が寄付を集めて、冷戦期の大型爆撃機を修復して動態保存を続けていますが、XH558の飛行展示は不可能と何度か伝えられてきました。また、飛行可能な状態を維持するのは金銭的にも技術的にも無理とされてきました。こうした「飛ばなくなる」の喧伝は、逆に維持の費用集めにもつながっているとすれば、イギリス人の同機に対する情熱は並々ならぬものがあるようです。

なお、バルカンは7月17日に(金)にフライ・インし、特別に近づいて見たり、ボランティア・スタッフと交歓する機会が設けられます。7月18日(土)と7月19日(日)は展示飛行を行います。

RIATの前売りチケットは2015年1月31日まで、スーパー・アーリーバードとして約20%もお得に購入することができます。

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