三菱航空機は2015年1月28日、日本航空(JAL)と三菱リージョナルジェット(MRJ)の確定32機の購入について、正式契約を締結したと発表しました。両社は2014年8月に32機の導入に基本合意し、これが正式契約に切り替わったものです。初号機引渡しは2021年の予定です。
JALは、次世代リージョナルジェット機の導入について、ジェイ・エアで使用しているエンブラエルからMRJへと切替ます。MRJの選定は性能をはじめ、導入後の運航支援などを含めた三菱航空機の提案を高く評価したことで決定したものです。
ジェイ・エアはMRJを利用し、地方を結ぶ主力機として活用し、利用者に利便性の高いネットワークを構築し、商品とサービス品質の向上に取り組むとしています。また、初の国産ジェット旅客機を、リージョナル路線を運航する航空会社としてノウハウを活かすとしています。
なお、三菱航空機が受注したMRJは、今回の契約を含め確定223機、オプション160機、購入権24機の計407機です。