世界で最も忙しい路線は羽田/新千歳線—センター・フォー・アジア・パシフィック・エイビエーションがまとめた世界で最も忙しい路線ベスト50によると、ベスト10に日本の4路線がはいった。いずれも羽田空港発着の路線。2011年8月29日から9月4日まで1週間のデータによる。
上位の路線は羽田/新千歳線、羽田/福岡線、羽田/那覇線、伊丹/羽田線。上位50位以内には37位に羽田/鹿児島線が入ってきた。
また、ベスト10はシドニー/メルボルン線以外はすべてアジア域内の路線。韓国から金浦/済州線、中国は北京/上海線、インドのデリー/ムンバイ線とそれぞれの国内線がランクイン。国際線は香港/台北線、シンガポール/ジャカルタ線でこちらもアジア域内の路線。
アジアの航空利用者が増えていく予測が以前から多く出されていますが、目に見えるかたちで実感できるようになってきました。
順位 | 路線 | 座席数 | 就航会社数 | 便数(2011/9) | 就航会社 |
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1位 | 羽田発新千歳行き | 26万9500席 | 4 | 67 | 日本航空、全日空、 スカイマーク、AIR DO |
2位 | 済州発金浦行き | 25万8305席 | 6 | 106 | 大韓航空、イースター航空、 ジンエアー、ティーウェイ航空、 エアプサン、アシアナ航空 |
3位 | 福岡発羽田行き | 20万787席 | 4 | 51 | スカイマーク、日本航空、 全日空、スターフライヤー |
4位 | シドニー発メルボルン行き | 17万2629席 | 6 | 89 | フィリピン航空、カンタス航空、 ジェットスター、ユナイテッド航空、 ヴァージン・オーストラリア、 タイガー・エアウェイズ・オーストラリア |
5位 | 香港発台北行き | 14万6014席 | 4 | 44 | チャイナエアライン、エバー航空、 キャセイパシフィック航空、香港ドラゴン航空 |
6位 | 羽田発那覇行き | 14万4158席 | 4 | 29 | 日本航空、全日空、 スカイマーク、日本トランスオーシャン航空 |
7位 | 北京発上海行き | 14万2520席 | 5 | 39 | 中国東方航空、海南航空、 上海航空、中国国際航空、 中国南方航空 |
8位 | デリー発ムンバイ行き | 14万956席 | 7 | 67 | エア・インディア、ゴーエア、 スパイスジェット、インディゴ、 ジェットエアウェイズ、キングフィッシャー航空、 ジェット・ライト |
9位 | 伊丹発羽田行き | 12万3780席 | 2 | 30 | 全日空、日本航空 |
10位 | シンガポール発ジャカルタ行き | 11万2640席 | 12 | 43 | フィリピン航空、スリウィジャヤ航空、 ガルーダ・インドネシア航空、ヴァリューエア、 インドネシア・エアアジア、シンガポール航空、 バタビア航空、トルコ航空、 ルフトハンザドイツ航空、タイガー・エアウェイズ、 ジェットスター、マンダラ・エアラインズ |
(参考)37位 | 鹿児島発羽田行き | 6万8700席 | 3 | 21 | 全日空、スカイマーク、 日本航空 |