タイ国際航空はサブブランド「タイ・スマイル・エア(THAI Smile Air)」の初フライトは2012年7月に就航するが、その詳しい内容も発表している。このブランドではA320型を利用機材として採用。座席数は174席を予定している。
機内ではミール、ドリンクサービスは無料で、座席選択、15から20キログラムの受託手荷物は無料だ。また、タイ航空、スターアライアンスでのマイル獲得もできる。
タイ・スマイルはタイ航空の「プレミア・サービス」とエアアジア・タイ、タイガー・エアウェイズの格安航空の間の「ライト・プレミア」という位置づけになる。タイ航空ほど運賃は高くなく、LCCまで簡素化したサービスを望まない客層の利用をめざす。
機材数は2013年までにA320型11機を揃える。ハブ空港はバンコク、スワンナプーム国際空港で、就航地はインド、中国、東南アジアのアセアン各国への就航する予定だ。タイ航空の格安航空会社、ノック・エアはタイ国内線のみ、かつタイ・スマイルが乗入れしていないコーンケン、チェンライに就航する計画だ。
なお、航空券の販売は2012年初頭にも開始する予定で、インターネットで販売する。