エアバスは2015年2月27日(金)、A320ファミリーの月産レートを2017年第1四半期から50機に増加させると発表しました。A320はフランスのトゥールーズ、ドイツのハンブルク、中国の天津、さらにアメリカ・アラバマ州モービルには2015年から稼働し、2016年にデリバリーを開始する予定で、2017年は世界4カ所で最終組立ラインを展開します。
エアバスは史上最高の受注残機数を獲得しており、特にA320ファミリーの受注を獲得しており、その市場の需要増加に対応するための月産機数の増加です。現在は月産42機ですが、2016年第1四半期に44機に引き上げ、さらに46機へ引き上げたのち、2017年第1四半期から50機となります。
A320ファミリーはこれまでに11,500機以上の受注を獲得しており、317社、6,400機以上を引き渡しているベストセラー機です。
一方で、中型機のA330は生産レートを、新型エンジンを搭載するA330neoへの移行することから、その調整で2016年第1四半期から月産6機に引き下げます。