インテルジェット、SSJ-100を10機追加発注 合計の発注機数は30機に

インテルジェット、SSJ-100を10機追加発注 合計の発注機数は30機に

ニュース画像 1枚目:インテルジェット塗装 SSJ-100
© SuperJet International
インテルジェット塗装 SSJ-100

スホーイとフィンメッカニカ、アレーニア・アエルマッキの合弁企業、スーパージェット・インターナショナル(SJI)は2015年3月2日、メキシコの格安航空会社(LCC)インテルジェットから、スホーイ・スーパージェット100のオプション10機を追加受注したと発表しました。

インテルジェットは2011年にSSJ-100を15機発注、オプション5機を計画しました。このオプション5機は2012年7月のファンボロー・エアショーで確定に切り替わり、2012年11月には10機のオプション権を結んでいました。今回の発表は2012年11月のオプションが確定したものです。これにより、インテルジェットは合計30機のSSJ-100を導入することとなります。

SJIは、この追加発注は製品の良さと同時に、アフターサービスの信頼性が契約につながったと話しています。また、最新技術が導入されておりながら、運航コストも押さえられ、リージョナル機の主力機として使用していくだろうとコメントしています。

インテルジェットは2013年9月の初号機の営業飛行から現在まで、12機のSSJ-100を導入しており、21,000飛行時間、20,000サイクルを運航しています。投入されている路線はメキシコ国内線に加え、2014年10月にはアメリカの一部路線にも使用されています。また、SJIはこれまでインテルジェットの運航乗務員130名、整備士168名の養成にも協力しています。

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