ソーラー・インパルス2、太陽エネルギーによる世界一周スタート 1レグ完了

ソーラー・インパルス2、太陽エネルギーによる世界一周スタート 1レグ完了

太陽エネルギーを動力とした有人の固定翼機「ソーラー・インパルス2」が2015年3月9日、世界一周フライトに向けて、7時12分にアブダビを離陸しました。この「HB-SIB」はオマーンの首都、マスカットに向けた1レグを13時間超で無事に終えました。

当初、3月7日(土)の出発が予定されていましたが、強風の影響で出発を延期していました。今後は、インドのアフマダーバードとワーラーナシー、ミャンマーのマンダレー、中国の重慶、南京と東向きにフライトを進め、太平洋を横断し、アメリカ大陸横断、大西洋横断を果たし、再びアブダビに戻る予定です。

なお、このフライトはソーラー・インパルス2のウェブサイトなどでフライトを確認することができます。

■ソーラー・インパルス2経路
1レグ:アブダビ->マスカット (約400km)
2レグ:マスカット->アフマダーバード (約1,465km)
3レグ:アフマダーバード->ワーラーナシー (約1,071km)
4レグ:ワーラーナシー->マンダレー (約1,408km)
5レグ:マンダレー->重慶 (約1,375km)
6レグ:重慶->南京 (約1,190km)
7レグ:南京->ハワイ (約8,172km)
8レグ:ハワイ->フェニックス (約4,707km)
9レグ:フェニックス->アメリカ中西部 (約2,030km)
10レグ:アメリカ中西部->ニューヨーク・JFK (約1,436km)
11レグ:ニューヨーク・JFK->南ヨーロッパ、または北アフリカ (約5,739km)
12レグ:南ヨーロッパ、または北アフリカ->アブダビ (約5,845km)

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