海上保安庁福岡航空基地、同一基地で初めて女性パイロット3名配属

海上保安庁福岡航空基地、同一基地で初めて女性パイロット3名配属

海上保安庁の第七管区海上保安本部福岡航空基地に現在、3名の女性パイロットが配属されています。海上保安庁では初めて同一航空基地に3名の女性パイロットが配属される事例となっています。海上保安庁が発行する「かいほジャーナル」で紹介されています。

2014年12月1日付で中田葵飛行員、12月3日付で渡邊莉子飛行員がそれぞれ着任したものです。海上自衛隊操縦委託研修、宮城分校回転翼基礎課程を修業し、初任地として福岡航空基地に配備されたもので、同基地の唯一の女性機長として勤務する堀田美保子飛行士とあわせ、3名が勤務する海保の航空基地では初めての体制です。

なお、海上保安庁では1988年に初の巡視船艇の女性船長、2000年に初の女性機長が誕生しています。海保レポート2014によると、女性職員の積極的な採用と登用を図り、2014年4月1日現在、女性職員は733名となっています。

福岡航空基地には、固定翼でビーチクラフトB300のうみかもめ1号、2号、回転翼でAW139のはまちどり1号「JA966A」、2号「JA969A」が配備されています。

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