ベル・ヘリコプターは、日本が17機以上のMV-22オスプレイを購入することと、オーストラリアが10機程度のMV-22を購入することを期待している模様です。Aviation Weekが2015年3月27日付け、LIMA '15発のニュースとして報じています。
ベル・ヘリコプターの海外軍用機担当のリチャード・ハリス副社長がインタビューに答えたもので、日本は5トンから6トンクラスのUH-Xの選定を進めているものの、尖閣諸島などの島嶼防衛や離島への空輸能力向上には能力不足で、MV-22を現在計画中の17機以上導入する必要があると話しています。
また、オーストラリアについても、特殊作戦部隊用にMV-22が10機程あれば同盟国との連携に役立つだろうと話しています。しかし、オーストラリアは現在、CH-47チヌークを運用中で、さらにC-27Jスパルタンを発注しており、戦略政策に関するシンクタンクはMV-22導入を正当化するのは難しいと見ています。