フィンメカニカ-アグスタウェストランドは2015年4月13日、イタリア・ミラノで「INTERNI」誌が開催した展示会に参画、AW609ティルトローター機の企業向けの新しい客室デザインの募集を開始しました。アグスタウェストランドは2014年にもAW609の客室デザインを募集しており、「Lanzavecchia+Wai」による4席の客室仕様が選ばれています。
アグスタウェストランドは現在、世界初の商用ティルトローター機に採用する革新的なデザインコンセプトを生み出すデザイナーを検討しています。デザイン・コンペの最優秀者は2015年10月にも発表されます。
AW609は、ヘリコプターと固定翼機の利点を兼ね備えた航空機で、ヘリコプターの2倍の速さ、最大9人が搭乗でき、垂直離陸、着陸が可能です。
これまで試験飛行機2機で約1,200飛行時間に渡り、認証プログラムが進められています。今後、さらに2機の試験飛行機を投入し、2017年までにアメリカ連邦航空局(FAA)から型式証明の取得をめざしています。