全日空(ANA)はB787型を2011年10月30日、仙台/成田間で往復フライトと、仙台発着の周遊フライトの「復興応援フライト」を行うと発表した。
ANAは787が日本での製造分担比率が35%に上ることから「ニッポンの復興の象徴」として、「準日本製」の世界最新鋭機の体験や見る機会を提供したいという。
成田発仙台着、仙台発成田着のフライトはANAグループが支援する公益財団法人オイスカが手がけている東北に白砂青松を取り戻す「海岸林再生プロジェクト」の活動を応援する「海岸林現地視察ツアー」の輸送協力を行う。あわせて、仙台や東北の旅行需要喚起に向けて、旅行代理店の担当者を招待して「仙台視察ツアー」を実施する。
仙台発着の787フライトは、ANAグループが震災後にお風呂サービスを支援した宮城県南三陸町「平成の森」避難所で暮らしていた子供たちを乗せ、最新鋭機と機上から見る紅葉の景色を楽しんでもらうフライトを予定している。
なお、このフライトの詳細は後日発表する。