日本航空(JAL)は、山形県と共同提案した羽田空港の発着枠コンテストで割り当てられた羽田/山形線の増便で、旅客数が約2.6倍になったと発表しました。提供座席数は前年比200.6%の109,896席、旅客数は前年比261.8%の74,687人となりました。旅客数は、マイレージを利用した特典航空券の搭乗者などを除く有償搭乗者数で搭乗率は68.0%となります。
JALは羽田/山形線を2014年3月30日から増便し、利便性の高いダイヤ設定したほか、2014年4月から6月に「スーパー先得」運賃を2往復化記念特別運賃として5,050円で設定するなど集客を図りました。また、搭乗日前日まで予約できる「特便割引1」を、2015年1月6日搭乗分から11,300円に値下げし、新幹線と同レベルの価格にしました。
山形県も、山形空港サポーターズクラブを創設し、出張など業務利用の旅客の航空機の利用を促進したほか、山形空港へのアクセス改善の取り組み、プレゼントキャンペーンの実施などを行いました。
この路線でJALは現在、ジェイ・エアのERJ-170、座席数76席で羽田発は8時20分と17時30分、山形発は8時55分と19時で2往復を運航しています。