ボーイング、キャセイパシフィックで50機目の777-300ERを納入

ボーイング、キャセイパシフィックで50機目の777-300ERを納入

ニュース画像 1枚目:エバレット・デリバリー・センターのキャセイパシフィック航空777-300ER「B-KQX」
© Boeing
エバレット・デリバリー・センターのキャセイパシフィック航空777-300ER「B-KQX」

ボーイングは2015年4月30日、キャセイパシフィック航空に50機目の777-300ER、機体記号(レジ)「B-KQX」を引き渡したと発表しました。

キャセイパシフィック航空はこれにより777は67機となり、このうち777-300が12機、777-200が5機、777-300ERが50機の内訳です。同社の777-300ERは、2007年9月に初めて受領、その機体は「B-KPA」でした。なお、2015年に777-300ERをさらに3機導入する予定で、次期777となる777-9Xを21機発注済みのローンチカスタマーでもあります。

キャセイパシフィック航空はこのマイルストーンについて、アジアでもっとも多い777-300ERを運航し、長距離路線での経済性の高さにより、運航体制を複数便にすることができ、旅客に多くの選択肢を提供することができると有用性を賛辞しています。

同社の777-300ERは現在、ファースト6席、ビジネス53席、プレミアムエコノミー34席、エコノミー182席仕様と、ビジネス40席、プレミアムエコノミー32席、エコノミー268席仕様の2タイプを投入しています。

ボーイングは777-300ERで、777Xの投入を前に2016年にも燃費効率が2%向上するバージョンを投入する計画で、引き続き777プログラムで進化を図ります。

メニューを開く