防衛省、統合幕僚監部は2015年5月19日、ネパールで国際緊急援助活動を行う自衛隊部隊を撤収させると発表しました。順次、撤収しており、5月22日をめどに全隊員が帰国する予定です。
この部隊は、4月25日にネパールで発生した地震に伴い、4月27日に行動命令が発出され、緊急援助医療援助隊の約110名、国際緊急援助空輸隊による約160名で対応していました。また、カトマンズにはネパール統合運用調整所にも要因を派遣していました。
医療援助隊は4月30日から医療支援活動を開始し、5月18日までにカトマンズ市内、近傍の5カ所で2,860名の診療を行い、トリブバン大学の職員や学生たち40名へのメンタルヘルスにカンンする講義や防疫活動を行いました。
こうした支援活動はC-130輸送機で支え、日本からトリブバン国際空港へ物資、医療品などの空輸を2回、実施しています。