ボーイングは2015年5月22日、トランスアエロ航空に737-800 Next-Generationの初号機を引き渡したと発表しました。機体記号(レジ)は「EI-RUR」で、トランスアエロ航空では初めてとなる新塗装が施されています。
ボーイング・フィールドから4月29日にデリバリーされ、アイスランドを経由し、オランダのマーストリヒトで一部、塗装作業後にドモジェドヴォ空港に到着しました。
この機材には、Kuバンドの衛星アンテナシステムが搭載されており、機内ではWi-Fiによるインターネット接続などが楽しめます。トランスアエロ航空向けの機材は製造段階からこのシステムを搭載した初めての機体で、ボーイングは運航中の改修と比べ、地上整備の時間を削減でき、機材を運航に専念させられるとメリットをアピールしています。