キャセイとドラゴンが1マイルに接近–「衝突の危険性はなかった」

キャセイとドラゴンが1マイルに接近–「衝突の危険性はなかった」

キャセイパシフィック航空は2011年9月18日、香港国際空港に到着するキャセイのニューヨーク発CX841便と、香港ドラゴン航空の高雄発KA433便が衝突する危険性があった件について、同社の見解として高度が異なることから「衝突の危険性はなかった」と発表している。香港のメディアで大きく報じられており、2011年9月27日付けでキャセイがコメントと発表した。

これは9月18日、現地時間の午後1時13分ごろに発生したインシデント。当時は悪天候のため、香港国際空港の発着便で遅延が発生。キャセイでは777-300ER型のCX841便、A330型のKA433便がもっとも近づいた距離は1マイルで、衝突回避システム(TCAS)作動にパイロットは正しく反応したとコメントしている。

現地の報道では、CX841便のパイロットは管制の進路変更に従わず、TCASが作動する状況になったと伝えている。なお、この件は香港の航空当局が調査を行っており、キャセイでは「報告をしている」とコメントしている。

期日: 2011/09/18
メニューを開く