F-35AライトニングII、イタリア製の主翼を初めて結合

F-35AライトニングII、イタリア製の主翼を初めて結合

ニュース画像 1枚目:前部胴体と結合される主翼部分
© Lockheed Martin Corporation
前部胴体と結合される主翼部分

2015年5月26日、イタリアで製造されたF-35の主翼部分が、初めてアメリカ・テキサス州のロッキード・マーティン・フォートワース工場の生産ラインで、主要部分と結合されました。

イタリアのカメリにあるアレニア・アエルマッキが運営するF-35最終組立検査(FACO)工場で製造された主翼部分は、フォートワース工場の最終組立(EMAS : Electronic Mate and Assembly)ラインに搬入され、前部胴体と後部胴体と結合されました。

イタリアのアレニア・アエルマッキは、同国のF-35関連では最大のプロジェクトである合計835機分の主翼部分を製造します。カメリのFACOはイタリア政府が所有し、アレニア・アエルマッキが運営します。

また、カメリのFACOで最終組み立てされた最初のF-35A(AL-1)は、3月にロールアウトして、2015年末までに初飛行する予定です。イタリア空・海軍向けのF-35A/Bのほか、将来的にはオランダ空軍向けのF-35Aの最終組立も実施する予定です。

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