JAXAのD-SENDプロジェクト、スウェーデンで3回目試験に向け準備着手

JAXAのD-SENDプロジェクト、スウェーデンで3回目試験に向け準備着手

宇宙航空研究開発機構(JAXA)航空事業本部は2015年5月26日、「D-SEND」プロジェクトで3回目試験に向けた準備作業を開始したと公表しています。JAXAは6月29日から8月31日を試験フェーズとし、再試験を実施すると発表しています。

特設サイトでは超音速試験機の試験飛行にむけ、スタッフがその機体を確認する様子が紹介されています。試験は2013年、2014年と同じくスウェーデン・エスレンジ実験場で実施される予定です。

この超音速試験機は全長約8メートル、重さ約1トンのモデル機で、ソニックブーム低減効果と機体の飛行バランスを確認します。このデータを活用し、JAXAが将来に描く50人乗りの小型超音速旅客機開発に向けた研究に活かします。

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