海上自衛隊は、2015年5月末から6月上旬にかけ、トルコ海軍のフリゲート艦「ゲディズ(TCG GEDIZ, F-495)」が来日、寄港にあわせホストシップを派出することを発表しました。ホストは第6護衛隊とSH-60を搭載する護衛艦「たかなみ(DD-110)」が務めます。
来日するのはトルコ海軍のガビヤ級フリゲート艦「ゲディズ」で、基準排水量は約4100トン、全長136メートルの艦艇です。2009年までアメリカ海軍で「ジョン・A・ムーア」として運用されていました。
同艦の訪日は、日本とトルコの友好125周年追悼式典への参加と親善が目的で、1890年にエルトゥールル号遭難事件が発生した和歌山県の串本港に寄港する予定です。このほか東京の晴海埠頭、山口県の下関港にも寄港する予定で、トルコ海軍艦艇の下関寄港は初となります。なお、下関と晴海埠頭の寄港中に一般公開も実施されます。また、串本出港から晴海入港までの間、親善訓練が行されます。
「ゲディズ」の寄港日程は以下の通りです。詳しくは、海上自衛隊のウェブサイトを参照下さい。
■トルコ海軍フリゲート艦「ゲディズ」の寄港日程
<下関> 5月30日(土)9:30〜5月31日(日)9:00
<串本> 6月1日(月)8:00〜6月4日(木)8:00
<東京・晴海埠頭> 6月5日(金)9:30〜6月9日(火)9:00