福岡空港ビルディング、西日本鉄道、三越伊勢丹ホールディングスは2015年6月3日、福岡三越へ空港型免税店の出店を目ざし、3社による合弁会社を設立することで合意しました。
福岡空港ビル、西鉄、三越伊勢丹HDは、これまで培ってきた免税品販売のノウハウ、各社の経営資源をもとに、新会社で福岡三越で空港型免税店を出店、運営します。これにより、福岡空港、クルーズ船寄港数の増える博多港を利用する外国人入国者に良質なショッピング環境を提供するとしています。
出資比率は、福岡空港ビルが60%、西鉄が30%、三越伊勢丹HDが10%で、資本金は5,000万円です。店舗は、「FUKUOKA DUTY FREE SHOP(仮称)」で、福岡三越の9階に売場面積およそ1,300平米で、ラグジュアリーブランドを中心としたファッションアイテム、時計・宝飾、化粧品、食品・酒・たばこ、雑貨、電化製品などを販売します。
空港型免税店は消費税、関税、酒税、たばこ税ともに免税される店舗で、対象は出国する日本人、外国人です。購入時はパスポート、航空券を提示し、商品は空港や海港の出国手続き終了後のエリア内の引渡所で受け取ります。