ブリティッシュ・エアウェイズは、ロンドン・ヒースロー空港のターミナル1の閉鎖に伴い、2015年6月30日から、一部路線で利用ターミナルを変更し、ターミナル3またはターミナル5での運航を開始します。
ターミナル3に移動するのは、ビルバオ、ハノーファー、ルクセンブルグ、リヨン、マルセイユ線、ターミナル5に移動するのはアンマン、バクー、ベイルート、カイロ線です。
また、2015年10月14日から、アクラ、ケープタウン、デンバー、ラスベガス、マイアミ、ナイロビ、フェニックス、バンクーバー線がターミナル5からターミナル3へ移動を予定しています。
ヒースロー空港ターミナル1は1969年4月、エリザベス女王2世がオープンを宣言しました。このターミナルの最終便は6月29日(月)のブリティッシュ・エアウェイズが運航するハノーバー行きです。2003年から、ヒースロー空港では大改修が進められており、すでに110億ポンドが投資されています。2014年はターミナル2がオープンし、ターミナル1から出発便が移動しています。このため、ヒースロー空港利用者の60%以上が現在はターミナル5、ターミナル2を利用しています。
なお、ターミナル閉鎖後は新しいターミナル2の拡張、さらにはヒースロー空港に第3滑走路が設けられる場合にはこの許容量も拡大されます。