エティハド航空は、2015年6月24日、ヨーロッパを中心にクルーズを展開するMSCクルーズと提携すると発表しました。
アブダビ、ドバイ、オマーンなどを発着地とする定点クルーズの需要が年々、高まっていることから、MSCクルーズは戦略的にエティハド航空と提携したものです。これにより、MSCクルーズの旅客はヨーロッパ発でエティハド航空を利用し、アブダビへアクセスが提供されます。
この提携により、オーストリア、ベルギー、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、スペイン、スイス、イギリスからの「フライ・アンド・クルーズ」パッケージが提供され、海と空で質の高いサービスを受けられるようになると、両社はアピールしています。
アブダビはクルーズ・デスティネーションとしての進化を遂げており、2015年末にはアブダビ・クルーズターミナルが完成する予定です。そのほか、ルーブル・アブダビや、グッゲンハイム美術館などの観光施設は、中東地域の観光事業を活性化するともいわれています。
詳しくはエティハド航空のウェブサイトを参照ください。